ルイ・ヴィトン新作レディースバッグ、デニム素材の「カプシーヌ」やバイカラーの「ドーフィーヌ ミニ」

デニム素材の「カプシーヌ」
アイコンバッグ「カプシーヌ」には、デニム素材の新色がラインナップ。ハンドルやストラップ、LVイニシャルパーツには、真っ赤なレザーをあしらい、コントラストを効かせている。フラップやバッグ上部には、コットンの繊細なフリンジを配して華やかに。ハンドバッグとしてはもちろん、取外し可能なストラップ付きでショルダーバッグとして使うこともできる。

ポップなカラーリングの「ツイスト」
「ツイスト」には、ポップなカラーリングの新色を用意。煌めくドット柄をベースとしたレザー製のボディに、色鮮やかなスプラッシュ・プリントを施している。中央でメタリックな輝きを放つのはアイコニックなLVモチーフ。遊び心も備えたエレガントなバッグは、タウンユースからドレスアップシーンまで幅広く活躍してくれそう。

「ドーフィーヌ」のミニサイズがバイカラーで
「ドーフィーヌ ミニ(MINI)」は、1976年のクラシカルなモデルから着想を得た「ドーフィーヌ」を、ミニバージョンに仕立てた新作レザーバッグ。ブラウンとピンクのバイカラーが洗練された印象をもたらしている。ゴールドに輝くLVサークルのマグネット式留め具もポイント。調節可能なレザーストラップ付きで、ショルダーバッグやクロスボディバッグとして楽しむことができる。

エマ・ストーンらを起用したキャンペーンビジュアルも

なおルイ・ヴィトンは「カプシーヌ」「ツイスト」「ドーフィーヌ」のバッグを2019年春夏キャンペーンビジュアルにも起用。エマ・ストーンが「カプシーヌ」、アリシア・ヴィキャンデルが「ツイスト」、レア・セドゥが「ドーフィーヌ」を身に着けて登場している。

【詳細】
ルイ・ヴィトン 2019年春夏コレクション 新作レディースバッグ
発売中 ※2019年4月現在
アイテム例:
・カプシーヌ PM 588,600円(税込)
・ツイスト MM 460,080円(税込)
・ドーフィーヌ MINI 374,760円(税込)

【問い合わせ先】
ルイ・ヴィトン クライアントサービス

2020年春夏ロンドン・メンズ・ファッション・ウイーク

6月7~10日、2020年春夏ロンドン・メンズ・ファッション・ウイークが開催された。最も着用率が高かったのはテーラードジャケットで、ストリートからフォーマルへの回帰はコレクションのみならずオフランウエイでも決定的に。ただし、ビッグサイズをチョイスしてインナーにナイロンパーカを着込んだり、開襟シャツを合わせてルードに仕上げたりと、ストリートテイストを融合させた着こなしがメインだ。またスカーフやネックレスを用いて、首元にアクセントを加えるテクニックも目立った。

 2019-20年秋冬シーズンのトレンドとなりそうなアニマル柄は、ロンドンではすでに市民権を得ているようだ。レオパードやパイソンといったインパクトのあるパターンを、総柄シャツやパンツで取り入れて一点突破する人や、バッグなどの小物で取り入れて差別化を図る人が見受けられた。そのほか、今シーズンのトップバッターを務めた「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」のアイテムをはじめ、未来感のあるワークウエアも支持を集めた。

ボウタイブラウス&ベルトがキーアイテムのフレンチスタイル

ベイクルーズグループの「イエナ(IENA)」は数シーズン、既存店ベースで前年同期比10%増と好調に推移する。2019-20年秋冬はコートとニットを強化し、バリエーションを豊富にそろえ、好調をキープする。

特に、昨年大ヒットしたイタリアのテキスタイルメーカー、マンテコ(MANTECO)の生地を用いたコートにフォーカス。膝下丈でゆったりとしたシルエットが特徴だ。「昨年4回追加発注をかけたヒットアイテムで、「イエナ」を代表するコートになった。オン・オフ兼用で着て毛玉になりにくい点や4万4000円という価格も支持され、各色3000枚を売り上げた」と長谷川真美PR担当はいう。幅広く用意するニットは、毎シーズン人気を集める薄手ウールのリブニット(1万1000円)がイチ押し。「ボディーラインを強調し過ぎないところが人気の理由」だという。

この数年の流れでは、スポーツテイストやカジュアル傾向が続いていたが、19-20年秋冬はぐっとクラシック傾向が強まったことを受けて「もう一度『イエナ』が得意とするフレンチスタイルを見直す」シーズンにする。秋冬でもきちんと着られるシャツや、ウールやレザーなどさまざまな素材のセットアップをそろえ、ボウタイブラウスやベルトをキーアイテムに「着崩すのではなくキッチリ“固める”」スタイリングを提案する。

色はベージュからブラウンをベースに差し色としてイエローを選んだ。素材は、レザー × ウール × レースといった異素材ミックスを、柄は数年続くチェックを継続しつつ、ペイズリーとの柄ON柄を提案する。ペイズリーは一部ワンピースなどでも提案するが、バッグやストールなど小物で多く用意する。